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⊿delta

Author:⊿delta
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『衣替え、』

『こばと。』二次小説up。原作設定。

タイトルはたまたまこうなりましたが、二つ前の記事とは全くどこも関係ありません。
被っちゃうから変えたかったんだけど他に思いつかなかったのでご容赦ください(´・ω・`)
あとかなり、ほんとに短いです。超がつきます。
でも魂の赴くままに何とかしました!(笑)>某s様

ちょっとだけ『届かない、届いている。』と関連している感じ。
でも別にこちらを読まなくても全く問題ありません。

そう言えば前々記事、前記事、本記事との流れで思ったのですが、あれだね。
要するに私の脳も衣替え出来たら良かったんだね!
うわー衣替えしてぇ。

あとちょっとお報せなのですが、ツンデレラ様宅『行きたい場所』にて『こばっツ。』が連載されております(笑)
ついでにお礼にしては斜め上だろうが!というイラストを差し上げております。←うちではupしません
ご興味がありましたらツンデレラ様宅へ皆様もレッツゴー!です。
『こばっツ。』につきましてはこちらこちらの記事をご参照ください。
私の軽ーい妄想をツンさんがより鮮やかに可愛らしく、文章化して萌え萌え~vにしてくれました!
ツンさん有難う御座いました~!(´∀`)

さてさて、小説本文は追記からどうぞ。
あっ、こちらは『こばっツ。』じゃありませんよwwwwww
お間違えでなければ、クリックしてくださいませー。




 『衣替え、』



 俺はこの音が苦手だ。
 藤本は盗み見、そして眉間を狭めた。
 音がするのだと、最初に気づいたきっかけが彼女で――それから彼女だけだと。後々にまた気づいた。耳が憶えてしまったのだろう。拾ってしまうとつい、背が跳ね上がる。危機回避をしようと、本能にスイッチが入る。
 そう、たとえばこんな状況でも。
「~~けふっ! けふけふけふっ」
 小鳩が咳をし出したのは、ついさっきだ。厚い布団をたくさん干して、不器用ながら冬のセーターや長袖をぜんぶ丁寧に畳んで。そんな衣替えの最中(さなか)で埃を吸ってしまったのだろう。藤本はもうそこからハラハラと心配し通しだったのだが、そのうち涙も零れ出す始末になった小鳩を見た途端、体の芯が縮み上がった。ぽろ。ぽろん。と、彼女の頬を転げて膝に落ちた音に、今度はヒヤリと背筋が伸び上がった。
 結果、つい、そうしてしまっていた。
「??? ……ふえ?」
 呆気にとられた掠れ声が、藤本の胸で潰される。抱き寄せた腕を、小鳩は不思議そうに掴んできた。はたと我に返って、誤魔化すように藤本は彼女の背を撫でた。
「~~~~」
 やってしまったと思ってももう遅い。
 けれどまあ、これでもう聞かずには済む。ああやって、傘に落ちる雨粒みたいな、こいつの涙の音は心臓にこたえるのだ。
 初めてこいつの歌声とオルガンを奏でた日、途切れた旋律に続いた涙。
 あの静かな音を思い出してしまう。それ以前にも、涙を見たことはあったのに。あれは……理由の解らない涙だったからもどかしかった。どうしてやればいいか解らない涙で、どうにかしてやりたいと思っている自分に驚いた。今思えば、ようやく自覚らしきものに至った要因のひとつだ。あの音に、呼び覚まされたのだ。
 だから苦手――というのも、なんだか滑稽な話だが。
「……? あの、藤本さん?」
 呼びかけてきた小鳩の喉が落ち着いている。どうやらついでに咳も抑えてやれたようだ。「なんだ」と応えて藤本は、(それなら良かったことにしよう)などとこっそり、自らの行動を正当化した。
「なんだか心臓さんが速いですけど……どこかお加減でも?」
「……知らん」
 ぶっきらぼうになった返答を、藤本は即座に反省する。追求せず、ぺたりと頬を寄せてくれた小鳩にほっとした。まったくいくつになっても、どれだけ自分が年上であっても、こんな類の遣り取りは相変わらず不得手だ。謝るのも妙なので、代わりに彼女を抱きしめ返すことにした。
 ところで少し前からとっくに彼女も「藤本さん」なのだが、こちらはいつ衣替えしてくれるのだか。その、つまり――呼び名という衣を。
 視線を床にくれてやり、藤本は少し考えた。散らばる夏服の軽やかさが、明るく目につく。冬服はもうほとんど、衣装ケースの中だ。
 後れを取ったなと、ため息をついた。






fin.


<後書き>
原作5巻27P参照で。
兄さんはだいたいなんでも耳聡いイメージ。
原作ver.はそれでいてアニメver.よりどことなく鈍くさいといいなと思ふ。←

COMMENT

そして過保護は再加速される(笑)。

バザー提案の頃から徐徐に積み増されていた過保護ですが。
(仔猫の一件を見ていて、どうしてあそこで止めに入るのか、私には理解いたしかねますよ・笑)
生まれ変わりこばとちゃんは、いおさま曰く「まだまだ丈夫とは言え」ない(引用間違ってるかも)そうなので、涙にプラスしてさまざまに、過保護インフレ率はハンパなさそうですね、弁護士先生(笑)。

涙については、(元元誰かが泣く状況というのは苦手なのでしょうけれど。自分自身のこととか、よもぎ保育園の問題とかありましたし。アニメじゃ第10話の表現が巧かったですよね)バザーの件からこばとさんが加わり(何と言っても一番最初に泣かせたんだものね!・笑顔)、5巻の件で特に苦手になったのでしょうねー。バザー後は、無意識か故意か判りませんけれど(でも私は故意の部分が多いと睨んでいる)、からかうにしても何にしても、怒らせる方向に持っていこうとしているようだったので、尚更。

つまりまあ、何が言いたいかというと。
すみません、兄さんと一緒に(←)、奥さまにきゅんとしてました…!
(最初から素直にそれだけ言えばいいよ。語りがウザいよ)

私にも、音は聞こえてい(るような気がするだけであり)ます!←張り合うな 五月

ぼーっとしてる子ですからw

やったー!
嬉しいっす!小話アップ♪

(というより先に、宣伝して下さってありがとうございます、と礼を言うべきだろうオマエ!…というぼーっとした人からの罵声が聞こえてきそうです。
『こばっツ』のお知らせ、ありがとうございますですm(__)m)

原作の方が、藤本さんのぼーっと度はかなりアゲアゲですよね。この人、こんなんでちゃんとバイトしてんだなー?って思うくらいぼーっとした人ですよね(笑)。
こばとちゃんと二人して、ぼーっと過ごしてて、こばとちゃんにニコッと笑われてドキンって音がするんでしょう。まったくいくつになっても、ぼーっとしたままそういう方面は発育(←)してそうにないですもんねーw
微笑ましい。←ええええっ☆

ぼーっとしている藤本さんが気付くくらい、『藤本さん』なままなこばとちゃんが良いですよー♪(^^)
結婚してるけど、呼び名ってなかなか変えられないッスよね!ぼーっとしてそこを素通りのまま結婚した兄さんが悪い。←ええええっ☆

しかし、衣替えごとに、いちいちこういう理由で抱き締められる兄さんが羨ましい!
年に2回は確実だなんて!
しかし泣くごとに抱き締めてたら、自分で泣かすことになる夜の営みの時はどうすんだよ?!
とテメェは結局そっち妄想かー!という終わり方にて去りまする~~~!←ヲイ!
ε=ε=(ノ≧o≦)ノ








Re: そして過保護は再加速される(笑)。

▽五月生さま
遅レスすみません。・゚・(ノд`)・゚・。
てかお返事遅れに謝るのももう手遅れになってきた気分です…ふふふ…orz

コメ有難う御座いました!
>過保護
もうね、定評ですよねwwwww
兄さんは身の内に深く入れれば入れるほどそういう傾向が強いお方なので…ええもうその過保護の度合いが私にも理解いたしかねます(笑)

>いおさま曰く
そうですよね、まだまだちょっと病弱な小鳩さんです。
けど前よりは大丈夫!ってことで無茶して熱とか出してしまいそうですよね(´・ω・`)
いえそうなったら私も過保護が出てしまいそうですが…過保護をする兄さんを生温かく見つめておきながら、過保護したくなる小鳩さんもまた罪深いものよのうと、涙がちょちょ切れる思いです。(何
困ったこれじゃ弁護士先生と同類になってしまいますね。
うーん悩ましい。

あ、私にも音は聞こえました!(断言)←ヲイ
そして語りはちっともウザくないのでドンと来い…!ですっ!(`・ω・´)

それでは。

Re: ぼーっとしてる子ですからw

▽ツンデレラさま
こちらも遅レスすみません(平謝り)
もうデフォルトだと思って諦められているだろうという想像がおそらく現実だろうと思うと開き直…るなぁぁぁぁぁぁバカがー!と殴られたい私です。・゚・(ノд`)・゚・。←Mではない

コメ有難う御座いました!
>この人、こんなんでちゃんとバイトしてんだなー?って思う
確かに(笑)
ぼーっとしすぎですよねぇホント。
意外と小鳩さんの方がチャキチャキした面を見せちゃったりして、びっくりしてまたキュンvしてそうですよね兄さん…w
平和なカップルですv

>呼び名
どうしても原作はアニメより「藤本さん」歴が長そうなので、小鳩さんの方もなかなか直らない感じがします。言われても(^^;
まあそうゆうカップルも好きかなー?とか。
或いは限定シチュでのみ「清和さん」が出るとか…いいッスよね!?(何突然

なんか限定とか書くと恋愛ゲームの攻略みたいだな…。

あ、夜は別にずっと抱きしめてりゃいいんじゃないでしょうか?

それでは。ダッシュ!≡≡≡ヘ(*`゚ω´)ノノ←言い逃げ

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